🔰初心者必見! ダイビングのマスクが曇る原因は?どうすれば曇らないの?
ダイビング中にマスクが曇ってしまい、せっかくの水中世界が楽しめなかった経験はありませんか?
マスクレンズの曇りはダイビングを快適に楽しめないだけでなく、水中でのパニックの原因にもなる可能性があるため、適切な対応をする必要があります。
この記事ではダイビング中のマスクが曇る原因と、その対策方法を詳しく解説します。
マスクが曇る原因と対策
ダイビングマスクが曇る原因は主に3つ
- レンズに油膜が付いているから
- 曇り止めを適切に使えていないから
- 鼻から息を吐いているから
それぞれ詳しく説明します。
1. レンズに油膜が付いている
新品のダイビングマスクや、ケースなどに保管しているマスクには、シリコン部分から油分が蒸発してレンズに付着します。
また、自分の皮脂や、日焼け止め、女性の方はファンデーションの油分などがレンズに付くことでも曇りの原因となる場合があります。
この油膜は水を弾くため、一見すると曇らなそうと思うかもしれません。
しかしこの油膜があることで、マスク内の水蒸気を弾き水滴となりレンズに付くことがマスク内の曇りとなります。

新品のマスクやケースに長い間しまっていたマスクは、この油膜を取り除く必要があります。
油膜の取り方はいろいろありますが、一番のおすすめは研磨剤入りの歯磨き粉でよく磨くことです。
おすすめの歯磨き粉は花王のクリアクリーンナチュラルミント
- レンズに歯磨き粉を1センチ分出す
- 指先を使ってレンズ面をよく磨く(レンズの縁もしっかり磨きましょう)
- よくすすいでからレンズに水を垂らし、水滴が表面張力で丸くなる場合は1と2の工程を繰り返します(🚨超重要🚨)
- 水を弾かなくなったら、よく拭いて乾かします
- 乾いたらレンズに曇り止めを塗布して完成!
このときシリコン部分も一緒に磨くことで、油分がレンズに移りにくくなるため、時間がある場合にはよく磨きましょう。
最後に曇り止めを塗ることで、保管する時に油膜がレンズにつくことを防ぐことができます。
2. 曇り止めを適切に使えていない
油膜を取っても曇り止めが適切に塗布されていなければ、水中でマスクが曇ってしまいます。
よくある間違えた曇り止めの使い方として、
- 指やマスクがびしょ濡れの状態で塗っている
- レンズのフチまで塗り広げられていない
- 塗布後のレンズのすすぎ過ぎ
などがあります。
正しい曇り止めの使い方は
- 手やマスクが乾いた状態で塗布する
- レンズとシリコンの際までしっかり塗布する
- 塗布後にレンズをすすぐ場合には水を溜めて流す程度にする
です。
私のおすすめは曇り止めを塗布後乾くまで放置して、使う直前にレンズの内側を軽く濯ぐ程度にしています。
こうすることで曇り止めの成分がレンズにしっかりととどまり、水中で一切レンズが曇らなくなります。
3. 鼻から息を吐いている
初心者の方に多く見られる曇りの原因で、水中と吐息の温度差による結露が曇りの原因となります。
基本的には鼻から息を吐かないようにすることで解決しますが、もし曇ってしまった場合にはマスククリアをすることで曇りを取ることができます。
まとめ
ダイビング中のマスクを曇らないようにするには以下の3つのポイントを押さえましょう
- 研磨剤の入った歯磨き粉でレンズやシリコン部分の油膜をしっかり落とす
- レンズや指が乾いた状態で曇り止めを塗り、水ですすぎ過ぎない
- ダイビング中は鼻から息を吐かない
さいごに
ダイビング中のマスクの曇りを解消することで、ダイビングをより快適に遊ぶことができます。
もしお友達やダイビング仲間がマスクの曇りで悩んでいたら、ぜひこの記事を紹介してあげてください!