ダイビングライセンスは何日で取れる?かかる費用は?取得までの流れは?わかりやすく解説
ダイビングを始めたいけど、ライセンス取得にどれぐらいの期間や費用が必要なのかわからない方向けに、取得までの費用や期間をわかりやすく解説いたします。
結論から
ダイビンの最初のライセンスであるオープンウォーターダイバーライセンス(OWD)の取得は4日で、5万円〜8万円ほどの費用で取得できます!
- 学科講習(Eラーニング) : 1日
- プール講習 : 1日
- 海洋講習(2ダイブ/1日) : 2日
取得までの流れ
オープンウォーターダイバー(OWD)のライセンス取得は以下の5ステップがあります。
- 申し込み
- 学科講習
- 限定水域講習
- 海洋講習
- 認定
次の章でそれぞれ詳しく解説します。
1. 申し込み
オープンウォーターダイバーライセンスを取得する最初のステップとして、ダイビングショップでライセンスの取得コースに申し込みを行う必要があります。
ライセンスはさまざまな団体があり、日本国内ではCカード協議会という団体に所属している認定団体を選ぶようにしましょう。
Cカード協議会加盟団体 (抜粋)
- PADI
- NAUI
- SSI
- SDI
Cカード協議会についてはこちら
2. 学科講習
ダイビングショップにて申し込み後、ライセンス取得のための座学を受ける必要があります。
ほとんどの場合、自身のスマホなどから自宅で受講できるeラーニングで必要スキルを学び、各章ごとに確認のためのテストを解いていきます。
全ての章の最終問題を解いて最終テストに合格したら、ダイビングショップにて最後の知識テストを行います。
テキストでわからない箇所があればインストラクターに質問し、理解を深めるのがおすすめです。
3. 限定水域講習
学科終了後に、座学で学んだ機材の使い方やダイビングスキルを限定水域で練習します。
大抵の場合にはプールで行いますが、沖縄のようなリゾート地では浅場の海で行う場合もあります。
- ウェットスーツ(もしくはドライスーツ)の着脱
- 重機材のセット方法
- 水中でのフィンワーク
- マスク着脱、クリア
- レギュレーターの着脱、クリア
- ウェイトシステムの着脱
- 水中でのオクトパスの交換
- 水中での浮力コントロール
- コンパスナビゲーション
などの基礎的なスキルを身につけることが目的です。
パニックにならないように、一つ一つ落ち着いて行うことが重要となります。
4. 海洋講習
プールとは違い、たくさんの魚や海藻があなたをお出迎えしてくれます。
場所にもよりますが、基本的には流れの穏やかな浅瀬のビーチで実施することが多いです。
海洋講習では限定水域で学んだスキルを海で実施します。あまり緊張せずにリラックスして挑むようにしましょう。
5. 認定
インストラクターがあなたのダイビングスキルに問題がないことを確認したら、いよいよオープンウォーターダイバーのライセンス認定を受けることが出来ます。
ライセンス発行には1週間程度かかりますが、ショップ発行の仮認定書を持参することでライセンスカードと同じように他のショップで潜れます。
さいごに
オープンウォータダイバーライセンス取得はゴールではなくスタート地点です。取得後に何度も潜って自身のスキルを常に磨くことで、不足の事態に対応できるようになります。
また、ダイビングポイントによって必要なライセンスのランクや、ダイビング経験が変わるため、申し込み前によく確認しましょう。